500人怒りの座り込み

2018年4月23日

 この沖縄県民の怒りを全国のみなさんに見せたかった。そして、この場に平和フォーラムに結集するみなさんがいたらどんなに心強かったことか。
 県民のものすごい迫力、怒り。今日こそはどんな弾圧、機動隊の暴力にも受けて立つという圧倒的な仲間の力。午前8時から座り込んだ県民は、午後2時過ぎまでの6時間完全に作業ゲートを封鎖しました。
 午後1時ごろには、機動隊も200人くらいに増員されましたが、一歩も引きさがることなく受けて立ち機動隊を圧倒しました。今日の行動を企画した主催者から「今日は、我々が完全に勝利した」という確信に満ちた声に、「ウォー」という雄たけびと拍手が鳴り響きました。座り込んだ仲間たちの意気は最高に盛り上がりましたが、平常心は失わず機動隊の弾圧に対応していました。
 私自身は5回ごぼう抜きにあいましたが、囲いをすり抜けて何度も何度も座り込みに入り、仲間とスクラムを組み、腕の骨が折れるのではないかと思うほどの暴力に屈することなく、徹底的に仲間と闘いました。
 このごぼう抜きの後は、ダンプカーの前の座り込みです。70人から80人が座り込み完全にダンプカーを止めています。かたやゲート前では機動隊との攻防で我々が圧倒し、機動隊も手の打ちどころがないところまで追い詰めました。あちらこちらでごぼう抜きが行われ、すり抜けてまた座り込むことが繰り返され、ダンプカーは1メートルも前進できません。
 これまでの闘いではダンプカーの前に立ち、運転手に話しかけようものなら、道路交通法違反で即逮捕となっていましたが、今日は全くのフリーで、ダンプカーの前に30分以上座り込んでも機動隊は何もできない状態でした。

 この日ダンプカーが我々の前に現れたのが8時40分でしたが、ゲートの中に入ったのは5時間後の午後1時30分で、5時間かけてたったの1台でした。
 この1台目のダンプに対しても怒りをぶつけた仲間の迫力はものすごいもので、ダンプの前に座り込んで排除を繰り返されても、次々に仲間が押しかけ座り込みを続けました。
 今日のゲート前での闘いで、あらめて県民の「すごさ」を身をもって体験しました。こんな勇気が一体どこから出てくるのだろうかと思います。女性も老人も、若いものも、車いすの人も、誰一人としてひるむことなく、時には機動隊に押し倒されても、「痛い!」「暴力だ!」と大きな声をあげながら一歩も引きさがらない。隣の人が引き抜かれたらすぐさま別の仲間が座り込む。非暴力で抵抗する人びとに本当に感動します。
 闘いはものすごく興奮していましたが、「非暴力」を貫き通したこと。そして激しい抵抗にもかかわらず誰一人逮捕者を出さなかったことは素晴らしいことです。ただ正午から沖縄らしい強い太陽の下、2人が熱中症で救急搬送されたことが心配です。
 明日も闘いは続きます。怒りの座り込みに、あなたも辺野古に来てください。

沖縄だよりNo.52(PDF)

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