2018年 新基地建設反対を闘ったこの1年 その1

2018年12月25日

 新基地建設断念までの座り込みは1639日(12月31日で)も続いています。年数にして4年を経過しています。この1年間、1日100人、第1土曜日1000人行動、4月に実施された連日500人の集中行動など、のべ約5万人の参加者で、辺野古新基地建設反対を貫いてきたと推測できます。8月11日の土砂投入阻止県民大会7万人の参加者、東京での国会包囲行動、大阪、福岡でも定期的な街頭行動など、沖縄に連帯する闘いは全国に広がっています。そして、アメリカ大統領へ「辺野古新基地止めて」の署名活動は、全世界の人々に呼びかけられ、すでに16万筆(12月24日現在)を超えたと報道されています。世界各地から「新基地建設強行は許さない」という声が大きくなっています。
 署名の締め切りは2019年1月7日です。トランプ大統領から何らかの返答が届く仕組みになっており、60日以内にどんな返答が返ってくるか楽しみです。
 この1年間の闘いを振り返って報告します。
ゲート前連続6日間500人結集の闘い
 護岸工事のために石材を山積みにしたトラックが連日数百台も、キャンプシュワブゲートから入り込み、次々と海に投下していった。心が折れそうになるが、それでも辺野古の浜で始まった座り込みがなかったら、すでに海は埋め立てられ基地は完成していたはずだ。沖縄県民は20年間もこの工事を遅らせてきた。何度倒され、引きずられても、何度不当に逮捕されても座り込む人びとがいる。私たちは一人ではない。人が集まればゲートは開かない。6日間連続500人大結集しよう!工事は止まる。奇跡の一週間をつくろうと呼びかけられた。行動は4月23日~28日で実施され6日間で4700人が参加し、大成功した。
 防衛省は連日、200名以上の機動隊を送り込み、抗議する県民を拘束するも、県民はそれら弾圧をはねのけて闘いを貫きました。海上においも「4・25海上座り込み」として、カヌー83隻、抗議船11隻、230人が闘いに立ち上がりました。
また、6月3日、沖縄タイムスに1000人以上の賛同で「米軍機の飛ばない、基地のない平和ない沖縄、そして日本を」「あきらめない!命の海を壊すな!」「辺野古埋め立て工事の即時中止を!」のスローガンで意見広告を出しました。
沖縄平和行進に5400人
 沖縄平和運動センター主催で、基地なき平和な沖縄の実現を訴える「平和とくらしを守る県民大会」を開催し、3日間(5月11~13日)でのべ5400人が平和行進に参加。
翁長県知事の「撤回」表明
7月7日、翁長県知事は堅調で臨時記者会見を行い、前知事の埋立て承認を「撤回」することを表明しました。
  辺野古ゲート前で闘っている県民は1日も早く「撤回」に踏み切ってくれと強い要望があったので、この表明には大歓迎でした。この日から新たな闘いが始まります。
突然の訃報
 8月8日午後6時43分、翁長県知事がすい臓がんのため急逝された。誰一人としてこんな急なことを思ってもみなかったのではないか。
 安倍政権と厳しく対峙し、「イデオロギーよりアイデンティティー」を常に訴え、沖縄県民を保守・革新を越えて一本化にまとめ上げ、辺野古新基地建設をあらゆる手段で阻止する翁長県政に、多くの県民が賛同していた。
土砂投入阻止県民大会
 8月11日には、土砂投入阻止県民大会が奥武山陸上競技場で、7万人が参加して開催されました。翁長県知事の急逝で、追悼集会ともなり、早くも翁長県知事の意思を引き継ぐ知事選に向けての決起大会ともなりました。
(次号につづく)

沖縄だより No.76(PDF)

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