MV22オスプレイ墜落!

2017年8月8日

 欠陥機オスプレイが8月5日にオーストラリア北東部沖で墜落したニュースを、沖縄県2紙は1面トップで報じています。
 沖縄県民にとっては、昨年12月13日夜、名護市安部の海岸に落ちた記憶が生々しく、その時の事故報告書も8か月以上たった今も公表されていません。また最近では、宜野座村米軍キャンプ・ハンセン内の着陸帯「ファルコン」で、深夜の飛行訓練や物資の吊り下げ訓練が繰り返され、騒音、低周波などによる健康被害や物損が多発しており、飛行訓練の中止を強く求めていました。高江でも新しく建設したヘリパッドでの昼夜をいとわない訓練が再開され、住民は「もうここには住めない」と家族の生命と健康を守るために移転するものが出るなど、オスプレイ等の激しい訓練にたいして怒りが頂点に来ていました。
 名護市安部沖での墜落以降、墜落の同日に起きた普天間基地での胴体着陸、伊江島補助飛行場に緊急着陸(2017年6月)、奄美空港に緊急着陸(2017年6月)、そしてオーストラリアでの墜落事故は、すべて沖縄に配備された24機のオスプレイです。
 オスプレイの事故は、1991年6月11日、制御不能になって墜落したのが最初で、19人が死亡したアリゾナ空港墜落事故など、今日までに19件の事故が発生し41名が死亡、53名が負傷しています。「欠陥機」、「未亡人製造機」などと言う異名を持つゆえんです。
 世界の軍事大国といわれる中国、ロシア、フランス、米国の同盟国であるイギリスでさえ、オスプレイの導入や開発を行っていません。その理由は欠陥機であるためといわれています。
 ところが日本はどうでしょう?米軍のためなら日本国民の生命すら提供を惜しまない従属ぶりで、24機の沖縄配備をはじめ、佐賀空港には自衛隊が導入するオスプレイが配備される計画があり、東京・横田基地にも空軍仕様のオスプレイを配備しようとしています。北海道で今月行われる大規模な日米共同訓練では、普天間基地所属のオスプレイ6機が訓練に参加することになっています。
 欠陥機オスプレイを沖縄県民は許すはずがありません。これまでに普天間基地配備に反対して、10万人規模の「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が開催され、普天間基地を封鎖する抗議行動が展開されました。昨年の名護市沖の墜落事故の際は「オスプレイの撤去を求める緊急抗議集会」も開催されています。集会に参加した大学生が「県民の生活が安全なものになるには、オスプレイの配備撤回と新基地建設断念が必要」と訴えていたことが、強く印象に残っています。
 名護市沖や今回のオーストラリアでの墜落での日本政府の対応は許すことができません。オスプレイの飛行訓練の「自粛を要請」することは、県民感情からかけ離れた対応で、あきれるばかりです。なぜ名護市沖の事故の調査結果も発表されてもいないのに、飛行を容認するのか?事故が繰り返されているのになぜ「日本の空を飛ぶな」と言えないのか。オスプレイは沖縄だけでなく、佐賀、山口、静岡、東京、神奈川、千葉、北海道をはじめ全国の低空飛行ルートや米軍への提供空域以外も、訓練飛行することになります。政府は本気で国民の生命・財産を守る気があるのか!
 国民の生命や財産を守る政治をやってくれ!それができないと言うなら、日米地位協定破棄だ!安保破棄だ!米国との平和条約で十分だ。

沖縄だより NO.33

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