闘いは続く!高江座込み10周年報告会

2017年6月27日

 「ヘリパッドいらない住民の会」の主催による報告会は、6月25日午後1時より東村公民館2Fにおいて、350人の参加者で“建設を止めるぞ”という熱気がむんむんする中で開催されました。
 高江の闘いは、地域住民の断固反対だとする民意を無視して、ヘリパッド建設が決定されてから今年で10年になります。今日の報告会は、国の特別天然記念物「ノグチゲラ」の子育て期間が6月30日で終わると防衛省が勝手に決めて、7月1日以降再開するという情勢の中で、報告会というよりも闘いをさらに強化する決意を固めるということが確認されたと言えます。
 全国の平和フォーラムに結集する皆さん、いま一度沖縄北部の森林地帯「やんばる」の森を破壊してはならないことを再確認してほしいと思います。沖縄といえば青い海、青い空、そして深い緑の森「やんばる」といわれるほど、県民が自然をよりどころにして非常に大切にしてきた森です。
 この森を沖縄戦で占領した米軍は、海兵隊ジャングル戦闘訓練センターとして今日まで50年間軍事目的に使っています。その広さは沖縄における米軍基地としては最大の規模であることは周知のとおりです。7,800ヘクタールの北側の約半分4,000ヘクタールを返すからとの条件付きで高江の住民が生活する地域を取り囲むように6基のヘリパッドを建設することが決定されたのが2007年です。住民は暮らしや生活を破壊されるので、断固反対を貫き通してきました。
 そして、2016年政府・防衛省は、工事を強行するために、東京・大阪など全国の機動隊500人と民間警備会社数百人で住民に襲いかかりました。県民や全国から駆け付けた仲間たちを暴力で排除し、正門ゲート脇のテントをはじめ、4個所の建設現場入口で抵抗していた住民を押しのけて、テントや車など力ずくで撤去し、機動隊の暴力装置が現在も占拠しています。民間の警備会社の社員は24時間警戒しています。夜になると1時間に車1台が通るかどうかという暗闇に整列して警備しています。この姿は異様というか、不気味というか、正気の沙汰ではありません。我々が近づくと10~15人がギョロリと睨む顔は、こわい!と思わず委縮するほどです。
 私自身は、2013年秋に約1ヶ月間、単身、車で高江の森や道路などで寝泊まりしながらの闘いに参加した経験がありますが、その頃は機動隊のような、こわーい人はいない自然を満喫しました。ノグチゲラの声はするし、車のそばにはアカヒゲがやってくる。正門ゲート目付近ではイノシシが出没するなど、ほんとうにやんばるはいいところだなーと感激しました。
 そのやんばるの森に人殺しのための基地を建設する、人殺しのための訓練をするためというのだから、沖縄の人々が怒るのは当然です。だから身体を張って抵抗するのです。山城議長たちが逮捕される弾圧があり、機動隊に「土人」呼ばわりをされたり、暴行で負傷した仲間は数えきれないのではないでしょうか。こうした弾圧に対して、国連人権委員会からも表現の自由、人権を侵害していると厳しく指摘されています。今や、高江の闘いは日本だけでなく、世界的にも注目されています。
 工事がストップしている4月から5月はイジュの花などが咲き、やんばるの森を飾ります。東北地方のブナの新緑もいいですが、この頃の沖縄の森の春を皆さんも一度見に来てください。きっと感動されるでしょう。
 7月1日以降は高江の闘いも再開して、本格化します。そして辺野古の闘いも翁長知事による「撤回」の発動など、重要な局面を迎えます。
 沖縄の闘いは本番に突入します。沖縄へ、高江へ、辺野古へ来てください。たのみますよー!

沖縄だより No.26

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