第20回満月まつり

2018年11月23日

 私が「満月まつり」に初めて参加したのは、2005年辺野古の海に沖縄防衛局が設置した鉄製の4つのやぐらを占拠して、ボーリング調査を身体を張って阻止した闘いを行っていた時だと記憶しています。当時は午前6時に辺野古の浜に集合して、夕方5時ごろまで沖のヤグラに5~6人で座り込み、防衛省職員と激しい肉弾戦を繰り広げていた闘いでした。この闘いで浜やテントでは、県民は三線や太鼓、琉歌などで激励を連日行っていました。なかでもこの満月まつりは年に1回ということもあって、まよなかしんやさん、海勢頭豊さんらプロの歌手、演奏家たちが参加する大掛かりなもので、参加する私たちは泡盛やビールを片手に楽しく過ごしました。海上での闘いは今日のように暴力的な海上保安庁の配置もなく、陸に機動隊もいないので、まつりはいたって気楽なものでした。
 あれから20年、「満月まつり」は大浦湾・瀬高の浜で毎年実施されています。今日も午後6時30分頃には満月が東の空に上り、400人の参加者もあり、大いに盛り上がりました。この盛り上がりは、歌手、琉球舞踊、エイサー、詩の朗読と手話など、すべての参加者が辺野古新基地建設は絶対に断念させるという決意にみなぎっていました。
 建設が進む海は、今日も空には満月、海にはジュゴン、サンゴなどが棲息する大自然が広がっています。絶対に人間の手で破壊してはなりません。この美しい海、空を見ていると、それを破壊する反動安倍政権に怒りがこみ上げてきます。この大自然の対岸では、今でもシリアやアフガンで人殺しをしている海兵隊がいます。県内においても、安部の海岸に墜落事故を起こしたオスプレイが夜間飛行訓練を行い、住宅や学校の上空を低空飛行を繰り返しています。陸ではシュワブ演習場で、連日砲や銃による実弾射撃訓練を行っています。
 なによりも怖いのが、核兵器、化学兵器も貯蔵しているのではと疑われる「辺野古弾薬庫」の存在です。弾薬庫にオスプレイが墜落しようものなら、この満月まつりに参加している人びとはみんな死んでしまうと思います。というのも、つい最近の6日にも、那覇の南方80km海上にF15戦闘機が、12日には沖縄東南東290kmの海上にFA18戦闘機が、墜落する事故が相次いでいますから。こうした事故は復帰50年たった今日まで毎年1機以上が墜落しています。
 新基地建設はもってのほか、キャンプ・シュワブ、辺野古弾薬庫は今すぐ撤去させなくてはなりません。
 沖縄に米軍基地がある限り、満月まつりは続くと思います。平和フォーラムのみなさん、辺野古、瀬高、二見の住民ともに闘わなければいけません。満月まつりのアピールをぜひ読んでください。

満月まつりアピール(PDF)
沖縄だよりNO.75(PDF)

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