石材の海上搬入を許さないぞ!

2017年11月13日

石材の海上輸送を許さないぞ!
 キャンプシュワブゲート前で連日粘り強い搬入阻止闘争を続けられるなか、遅々として進まない新基地建設に業を煮やした沖縄防衛局は、かねてから計画していた埋め立て用石材の海上搬入に踏み切った。13日午前9時頃、沖縄県最北部の国頭村奥港に石材を満載したダンプが次々と集結し、海上輸送用の台船に石材を積み上げていった。周辺では奥の集落の人々や村外から駆けつけた市民らが抗議の声を上げた。7日に防衛局は、13日に実施することを奥の糸満区長に伝えたとするが、住民への説明がないままで受け入れられないと区長は拒否をしていた。今回の海上輸送は本格的な実施ための「試験搬入」との報道もあるが、またもや民意を聞くこともなく、強引にことを進める政府のやり口にはらわたが煮えくりかえる。
 地元紙によると、11月6日に新たに着工した「K1」と「N5」の護岸工事で使用する石材を、国頭村の奥港と本部町の本部港から海上輸送するという。すでに港湾施設の使用許可は奥港については県が、本部港については県から委託を受けている本部町がそれぞれ許可しているという。
 「あらゆる手段で辺野古の新基地建設を阻止する」とする翁長県知事にとって、今回の「許可」は港湾利用の行政手続き上の一環であって苦渋の決断であったと信じたい。しかしそもそも新基地建設の工事設計には海上輸送は想定されていなかったのだから、辺野古での工事そのものの設計変更が県への申請が行われずに行われたものだ。岩礁破砕許可を申請しないで工事を強行し続け、また計画にない海上輸送をする破廉恥きわまりない沖縄防衛局を追求するべく、大衆行動を積み上げ、翁長県知事を支えていかなければならないだろう。
 とどまることのない爆音
 奥港からの辺野古埋め立て用の石材が積み上げられている時、中部の嘉手納基地では早朝から米軍機F15の爆音が空を切り裂いていた。現在嘉手納基地では、常在機のF15戦闘機に加え、米ユタ州のヒル空軍基地から最新鋭ステルス戦闘機F35Aが暫定配備されている。また6日から岩国基地から飛来したF18ホーネットが夜間飛行訓練を繰り返し、嘉手納周辺は戦場さながらの様子だ。騒音も激化をたどり、周辺自治体には抗議の電話が鳴り響いていると報道されている。
車の2メートル前に立ち、間歇的にクラクションを鳴らされたら、あなたは平静でいられますか。本でも漫画でも、スマホでもいい、この爆音の中で集中して見ていることができますか? 想像ができなかったら、一度試してみるといいかもしれない。近所の人が赤い顔をして飛び出してくるかもしれないが。
                                                                       沖縄だより No.45

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