機動隊の過剰警備は許せない!

2017年8月21日

沖縄の気温は35度を超えています。「熱中症に警戒してください」と連日注意がよびかけられています。ゲート前では、高さ20cmくらいのブロックの上に板を渡して座り込んでいますが、国道のアスファルトの照り返しで40度を超えているのではないかと思います。
 この猛暑の中、午前8時ごろには座り込みを開始して、阻止闘争が始まります。護岸工事等に使われる採石は現在、沖縄北部の国頭村の採石場から運び込まれています。この採石場からキャンプ・シュワブゲート前までは、約60分かかっています。第1便でトラックが砕石を持ち込んだあと、第2便がゲートに入ってくるまでは約3時間後になります。その間私たちは、正門ゲート前のテントに移動しての抗議集会を行うなどして、強烈な太陽から身を守る工夫もしています。
 ギラギラと照り付ける太陽の下、最近の機動隊の荒っぽさも際立っていると思います。強制排除の際には、腕をわしづかみにしたり、殴る、蹴る、引きずる、押し倒す、背中や肩を突き飛ばすこともあれば、複数の機動隊が一人の仲間をよってたかって自由を奪い、逮捕をちらつかせるなど、激しさがエスカレートしている状態です。
 こうした機動隊の暴力に対して、日本環境法律家連盟、沖縄ジュゴン訴訟弁護団は、7月31日から8月4日まで、延べ272人に聞き取り調査を行い、149人から強制排除の際に「暴力を受けた」とする調査結果を記者会見で明らかにしました。弁護団は、「強制排除後の拘束は法的根拠が明確ではなく、不法性が高い」として問題視し、「深刻な人権侵害がある」として、米国の人権、環境団体などと連携し国際問題としてとりくむとしています。囲い込まれた仲間たちを犯罪者のように扱うのは「民主主義の危機」とも訴えていました。
 『機動隊の暴力は許せない』と書いた横断幕を、機動隊約50人が出動して強行に剥ぎ取ってしまったり、熱中症対策のため陽射し除けのビニールシートを設置しようとすると、キャンプ・シュワブ内から駆けつけ設置させないよう襲いかかってきたりする始末です。なぜ同じウチナーの仲間をこんなにまで手荒くするのか、怒りがこみ上げてきます。
 
そして最近の極めつけは、「監視カメラ」です。私たちの抗議行動の動向を見渡せる絶好の場所に監視カメラが設置されたほか、第2ゲート前、辺野古バス停前、作業ゲート入り口の両側と監視カメラだらけになっています。機動隊が私たちの抗議行動を排除する際には、7、8台のビデオカメラが回っています。その他、国道を管理する北部事務所の車にも、運転手側の窓にカメラが動いています。私たちが駐車場として借り上げた私有地にも監視が付き、軍警察も基地内からビデオを回して、私たちの抗議行動の盗撮、監視活動が強まっています。これらの監視活動は憲法13条に違反すると私たちは抗議を繰り返しています。
 こんなことでビクビクしてはいられません。沖縄は軍用機の爆音、墜落事故、基地から出る汚染物質、性犯罪、殺人事件などと隣り合わせの生活を余儀なくされています。国民を守るべき日本政府は、米国に従属するばかりで、戦後72年たった現在でも沖縄には日本国憲法はありません。米国による「植民地支配」は今も変わりません。銃剣とブルドーザーで土地を奪われて米軍基地が建設されたことを県民は知り尽くしています。ですからこの程度の機動隊の弾圧や暴力でめげることはありません。新基地建設阻止の大義は県民にあります。
 全国のみなさん、県民とともに闘いましょう!辺野古で待っています。

沖縄だより No.35

沖縄だよりの記事

スケジュール

読み込み中... 読み込み中...