憲法学者131人が憲法違反と声明を発表!

2019年2月14日

辺野古新基地建設にかかわる動きは、民意を金と警察権力で抑えこむ政権側の「高圧的な姿勢=強権国家」(1月28日琉球新報)、法令解釈を一方的に変更しての「強権対応=政党の暴走」(1月29日沖縄タイムス)などや、憲法学者131人による声明(基本的人権の尊重、平和主義、民主主義、地方自治)では、日本国憲法で重要な原理を侵害し空洞化するものであり、政府が強行し続ければ、日本の立憲民主主義に大きな傷を残すことになると警告しています。
 このように憲法など法を無視しての基地建設に対して、新聞報道などで厳しく糾弾されています。政府による弾圧と違法の実態を以下のとおり報告しておきたいと思います。

① 岩礁破砕許可が2017年3月末で切れているにもかかわらず、従来の法解釈を一方的に変更して工事を続行しています。
② 土砂の陸揚げのためにK9護岸を「仮設桟橋」として一部変更し、桟橋を造成するなど違法な状態になっています。
③ 2018年8月31日の埋め立て承認「撤回」に対しても、国は国民の権利、利益の救済を目的とした行政不服審査法を使って撤回の効力をストップして工事を続けています。これは明らかに法の解釈権の乱用です。
④ 土砂運搬を予定していた本部港の塩川桟橋台風によって破損したため、現在は安和地区の琉球セメント工場の桟橋から大浦湾K9護岸に運ばれています。県への変更申請が必要ですが、機動隊と海保を出動させて強行突破をしています。
⑤ 赤土防止条例にも明らかに違反して、辺野古②-1海域に土砂が投入されています。本部島ぐるみ会議の皆さんが連日午前7時から午後6時まで桟橋ゲート前を通過するダンプに「赤土」が積まれて搬入されているのを現認しています。1月の水曜大行動の際には野党国会議員12~13人がこの安和桟橋前の実態の視察のために来県しましたが、議員が来たとたんダンプの搬入をストップしました。国会で赤土防止条例違反の追及を逃れるための姑息な対応でした。もちろん国会議員が帰ってからダンプは赤土を満載して我々に襲いかかってきました。
⑥ 環境保全など留意事項違反が続いています。大浦湾はジュゴン、オキナワハマサンゴなど絶滅危惧種260を含む5800種以上の海洋生物が棲息している「宝の海」といわれています。海の生物に壊滅的な打撃を与える法を無視しての工事が強行されています。
⑦ 埋め立ての順序も承認書と違う工事を強行しています。12月14日から辺野古側の②-1海域に土砂を投入しています。当初の県への承認の際には大浦湾側から工事を進めるとありましたが、これを無視して工事に入っていることも重大な違反です。
⑧ 高さ制限違反、2018年4月10日沖縄タイムス社は辺野古新基地建設は米国防総省の飛行場設置基準に違反していると衝撃的なニュースを報道しました。その後、北上田さんの情報開示請求で防衛局は高さ制限超過が358件あると明らかにしました。このことに対して、鉄塔などは撤去するが沖縄工業高等専門学校、久志中・小学校などは例外であるとして対策を講じようとはしていません。設置基準を違反してこのまま工事が進行すれば、学生や住民の生命をないがしろにする重大な問題です。
⑨ 安倍は1月31日の衆議院代表質問で「大浦湾の軟弱地盤」があることを言明しました。防衛省は2014年以降毎年行っているボーリング調査で承知していたことを5年間も隠し続けていました。この件はほぼ連日新聞報道があります。軟弱地盤改良のため砂杭を77、000本も打ち込むとのことです。専門家は1日20本の砂杭を打ち込むとして8~10年はかかると指摘しています。県は工事完成は早くても13年かかり、費用は2兆5500億円と発表しています。税金の無駄遣いと大きな声になっています。

政府は沖縄県民の民意を尊重すべきです。先の知事選の結果からして民意は明確に辺野古新基地反対となっていることは事実です。140万県民の意見を集約するために2月24日県民投票が実施されます。これまで宜野湾市など5市で実施されないと不安がありましたが、各市において数千人の投票権を奪うななど市民の声に押されて、県民投票の会の元山仁士郎代表(27歳)の105時間を超えるハンガーストライキなども行われ、全県実施になりました。まずは高投票率と「反対に〇」が圧倒的多数になることを期待したいものです。沖縄県民頑張れ!辺野古新基地建設断念は必ず勝ち取れるぞ!

沖縄だより No.80

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