名護市議選挙 野党が勝利! 新基地反対が議会の過半数に

2018年9月20日

 9月9日、名護市議会議員選挙は投票が締め切られ、午後9時から開票作業が行われました。結果は表題の通り、新基地建設反対を鮮明にして闘った仲村善幸さん、川野純治さんをはじめ仲間13人が当選を勝ち取りました。
 今回の市議選は、2月に実施されたわれらの稲嶺市長が負けるという、思いもかけない結果の後の選挙だっただけに、東京平和運動センター副議長の関さんは川野純治さん、私は仲村善幸さんの陣営に入り、必死で頑張ってきた結果だとホッとしているところです。何しろ市民6万人が生活する街とはいえ、定数が26人の議員選挙に対して、政府権力、政党、企業、団体が野党候補者に襲いかかるすざまじい選挙となりました。与党候補者は、子どもたちの将来には全く触れず、ひたすら基地隠し、再編交付金隠しという選挙戦に出たため、与党候補者は過半数はおろか、新人4人が落選するという「大敗北」という結果です。
 しかも逝去された翁長県知事に、敬意を表すどころか、「新基地建設に反対するということは、沖縄県民を危機にさらしている」「政府と対立すれば、沖縄への振興費が削減され、生活が苦しくなる」などと誹謗を繰り返していたので、落選は当然のことで、名護市民はしっかりとした判断を下したと思います。
再編交付金を名護市に支給へ
 防衛省はこれまで、新基地に反対しているとして再編交付金を名護市には支給せず、久志、豊原、辺野古の3区の住民を買収すべく、稲嶺名護市長を通り越して直接交付できる「再編関連特別地域支援事業」なる補助金制度を創設しました。これで稲嶺市長を追い落とそうとしていたのです。2015年から2017年までの3年間直接交付し続けていました。ところが市長が変わるや否や、29年度と30年度分として29億8000万円を名護市に支給することが決めました。露骨な懐柔策であり、「札束で頬をたたく」行為だと批判が高まっています。
辺野古新基地反対の県知事の実現を!
 沖縄県知事選がはじまっています。名護市の電柱、街路樹には選挙ポスターが数万の数と思われるほど張り巡らされています。これだけでも、ものすごい金が動いていると感じます。公明党・創価学会は全国から1000人を動員して、もっぱら戸別訪問をしているとのことです。9月16日には、自民党の小泉健次郎衆院議員を投入して、若者対策をしています。自公政権が推す候補者は、名護市長選で味をしめたように、辺野古新基地建設の是非には触れることはありません。生涯を沖縄のために尽くした翁長さんの姿勢を評価することすらありません。悲しいことです。玉城デニー候補はきっぱりと辺野古新基地建設反対、承認「撤回」を支持、翁長県知事が命を懸けて闘ってきた政治姿勢と遺志を継承すると表明して選挙戦を闘っています。
 なんとしても玉城候補に勝ってもらいたい。私も知事選に深くかかわって闘うことにしています。全国の皆さん応援してください。

沖縄だより No.68(PDF)

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