危険な「レンジ10」射撃場を廃止しろ!

2018年7月2日

 またまた銃弾が民間地に撃ち込まれました。6月21日、名護市数(す)久田(くだ)集落の果樹園内の作業小屋で、窓ガラスを突き破った銃弾が2発発見されました。住民は買い物に出ていて無事でしたが、「もし小屋で作業中だったら被弾していたかもしれない」と不安を口にしています。

 辺野古新基地建設に反対し、ゲート前に座り込んだことがあるみなさんは、米軍キャンプ・シュワブの実弾射撃場から久志岳(上記写真)の山肌に向かって撃たれる105mm砲や機関銃などの射撃音を耳にしたことがあると思います。この射撃音だけで不安な気持ちにさせられますが、ましてや実弾射撃場「レンジ10」の近くには、沖縄高専高校、久辺小・中学校と住民2000人が生活しています。沖縄高専高校の近くには、ほかにもヘリパッドがあり、轟音をまき散らしながら、大型ヘリや攻撃ヘリ、オスプレイなどが離発着を昼夜問わず繰り返しています。
2017年10月高江に大型輸送ヘリCH53が不時着、炎上、12月には同じ大型ヘリが普天間第2小学校の運動場に「窓枠」を落下させ、近くの保育園でもヘリの部品を落とすなどの事故が相次ぎ、不時着や緊急着陸などの事故もたびたび発生し住民のいのちが脅かされています。こうした米軍機の事故が続く中で、今度は住宅地に銃弾が撃ち込まれたのです。もうガマンならん!
この「レンジ10」の射撃場からの流弾事故は、1978年4月21日、国道58号線から80メートルの海岸に105mm砲弾が撃ち込まれたのをはじめとして、過去にも6回、数久田や許田の集落で同様の事故が起きています。流弾事件が発生するたびに「再発防止」を地域住民らが求め抗議しても、沖縄防衛局や米軍はここ40年間、何の対策も立てていません。
いっぽうで実弾演習をストップさせた闘いも過去にはありました。1997年に県外に分散移転した104号線越え実弾射撃演習は、24年間も住民の生活道路を閉鎖して強行実施を続けてきました。県民らは、命がけで着弾地への座り込みの闘いを行い勝利を勝ち取っています。
金武町のキャンプ・ハンセンには、住宅地から300m、高速道路から200mしか離れていない場所に都市型訓練の射撃訓練場「レンジ4」があり、これまでにも人家に流れ弾が撃ち込まれる事件が起きています。金武町民がキャンプ・ハンセンの正門ゲート前に座り込みを続け、都市型訓練の建設予定地の変更を勝ち取っています。
危険な射撃訓練は住民の反対により廃止などを勝ち取ってきています。今回の事件も、辺野古、数久田、許田の集落の人びとが立ち上がり、抗議することが必要でしょう。
沖縄の現在は、新基地建設反対、オスプレイの配備・訓練反対、嘉手納基地や普天間基地でも撤去を求める闘いが続いています。こうした県民の闘いにより米軍の植民地的支配が打ち破られることを信じています。
私たちも辺野古新基地建設を断固阻止する闘いが重要だと思います。平和フォーラムに結集するみなさん。8月は決戦です。ゲート前で待っています。

沖縄だよりNo.62(PDF)

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