がってんならん!飛行再開

2018年6月18日

 沖縄本島近くを通過した台風6号は、各地で大雨をもたらし、本島北方にある離島の伊是名村では、404ミリの記録的な大雨や瞬間最大風速62メートルもの突風が吹くなど、荒れた天気になりました。幸いにも3人のけが人があったものの、大災害にはいたらず、県民はほっとしているところです。
 県民の命をつなぐ県内のダム湖の貯水量は、過去10年間で最も低い44.3%まで下がっていましたが、この大雨で55.6%まで回復しています。なにしろ梅雨に入ってからまとまった雨が降らず、特に離島においては給水制限まで出ていたので、恵みの雨になったようです。
 せめて子どものいのちは守れ
 11日に発生した米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の墜落事故で、県は原因究明までは同機の飛行を中止するように求めていたにもかかわらず、米軍は早くも2日後には訓練を再開しました。県民の身の安全をなんら考慮しない米軍当局に怒りがわきます。ここ最近でも2016年12月、名護市安部海岸にオスプレイが墜落、大破し、2017年10月、東村高江で米軍ヘリが緊急着陸後に炎上する事故が起きています。地元自治体は事故があるたびに、「原因究明」までは、飛ばすなと求め続けていますが、一度たりとも実現したことはありません。
 1972年の本土復帰後の事故は、墜落47件、死亡35人、行方不明24人、負傷39人で、2018年6月までに米軍機関連の事故は738件のも上っています。毎月1回以上事故が沖縄で発生していることになります。
 これほど事故が起こっているにも関わらず、日本政府は、本気で米軍に抗議をすることはしません。県民の命を何と思っているのか!辺野古新基地建設はもちろん、嘉手納基地、普天間基地は撤去、返還しろ!
 宜野湾市の緑ヶ丘保育園や普天間第2小学校で起きた米軍機による部品落下事故で、保護者達が学校の上空を飛ばないように求め、抗議し続けていますが、未だに大型ヘリが飛び回り、体育などの屋外授業が中断し、避難することが527回にもなっているといいます。校庭には防衛省職員が配置されており、米軍ヘリが上空に接近するたびに避難指示が繰り返されています。あの戦時中の空襲警報と同じではないですか。1時限の授業で3回も避難することもあります。こんな保育園や学校がほかにどこにありますか!
 子どものいのちを守れない、安全を確保できない、なぜこんなことがまかり通るのか。なぜ政治の最優先で取り組めないのか。自公政権に強く抗議したい。政府よ!せめて未来を背負って立つ子どもたちを大事にしてくれ。普天間基地を撤去してくれ。それしか子どものいのちは守れないよ。
 嘉手納町で避難計画
 米空軍嘉手納基地に町の80%以上を占拠されている嘉手納町で、米軍機の事故を想定して、具体的な避難計画を町のホームページに公表しています。復帰後に発生した米軍機の事故のそのほとんどが、嘉手納基地所属の空軍機がかかわっていたところから、自衛の手段として計画が作られたものです。
 米軍機にかかわる授業中の児童の避難、町ぐるみの避難計画、いずれも県外ではとても考えられないことです。嘉手納基地には、配備されている戦闘機等の他、アメリカ本国の州軍機を含め、世界中の米軍基地から沖縄で訓練をするために飛来してきます。これからも事故は確実に起き続けます。こうした訓練を断ち切るために、日米地位協定は破棄すべきです。
 辺野古新基地建設反対の闘いも、8月土砂投入で、重大な局面になりつつあります。
みなさん、ゲート前、海上での闘いの参加を待っています。

沖縄だよりNo.60(PDF)

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