「奇跡の1週間」闘いの報告 その1

2018年5月7日

ゲート前での座り込みの闘いは、2014年7月から今日5月5日まで1390日継続していますが、今回の6日間の集中行動は最も激しく闘われたと思います。この「奇跡の6日間」を振り返って報告することにします。
第1日目(4月23日)。辺野古ゲート前、連続6日間500人集中行動実行委員会が主催して、今日から「奇跡の1週間」が始まるので、私もいつもより早く7時15分頃にはゲート前に到着して、果たして500人は来るのかなと不安と期待をもって座り込みに参加しました。8時頃には、仲間たちが来るわ来るわ、あっという間に400人から500人が座り込みました。いつものブロックの板の上はあふれて、自然と国道329号線進行方向南側の車線は完全にふさぐということになりました。
この日の機動隊は午前9時頃までは、いつもの40人~50人態勢でした。ダンプが到着する頃には仲間はさらに増え、このダンプの前に100人くらいが座り込むという状況になりましたが、機動隊はまだ動かない。10時頃には329号線は一時上下線とも完全に通行不能となりました。こうした状況の中、機動隊は急遽300人くらいまで増員して、暴力的な強制排除をし、囲いの中に連行しますが、仲間たちは囲い込みの規制をすり抜けて座り込みということを繰り返しました。私自身も5回もすり抜けて座り込むということで激しく抵抗をしました。暴力的な排除があちこちで行われ、「暴力だ」、「人権侵害だ」、「表現の自由だ」と抗議の声が飛び交いました。機動隊とのもみ合いの最前線では、女性が肩と肋骨を骨折するなど、激しい排除が行われていました。それでも仲間たちは引きさがることも、ひるむこともなく、ダンプの搬入を午後1時30分頃まで阻止しました。
第2日目(4月24日)。この日の機動隊、民間警備会社の職員は顔が引きつって、非常に緊張したようすでした。ゲート前のいつものワンボックスの警察車両は大型の、通称「カマボコ」をゲート入口に配置し、その前に50人の機動隊が仲間を制圧しました。仲間を拘束する場所には、カマボコがシュワブゲート正門まで並び、今日こそは全員を拘束する準備が完了しています。この日、警察権力は座り込み中最大の約400人を連行し、拘束しました。しかも、強烈な太陽の下に3時間を超えるという「人権侵害」が行われました。トイレに行くのにも、出るときの人数が囲い込みに帰ってこない限り、その後の人はそこから出さないなど、県民を命に関わるような状態に置く権力側の対応に怒りが爆発しそうでした。このような状況であったために、救護班の手当を受けた人は30~40人にものぼり、さらに、不当にも2人の逮捕者がでました。山城議長は参加者の体調を考えて、抗議行動を中断するから全員を解放するようにと、指揮ととっている隊長に申し入れましたが、無視されました。
3日目(4月25日)。今日も工事を止めるぞという固い決意をもった仲間が800人集まりました。山城議長は昨日の経験から、300人でも400人でも拘束する警察側の動きを考えて、機動隊とカマボコ数台を配置させないために、参加した仲間の半数をこの囲い込み場所に座り込ませるという戦術をとりました。国道329号線片側車線を埋め尽くすことになり、この我々の行動にあわてた警察側は、なんと我々が占拠している前にカマボコ8台を停車させ、機動隊300人を並べて、我々をひとりも強制排除することなく、400人近くの仲間を拘束しました。この日は「辺野古・大浦湾をカヌーと船で埋め尽くそう」4・25海上座り込みが行われました。午後1時からは辺野古の浜で300人による連帯集会が開催され、工事は必ず止められる、平和への思いを今こそ行動につなげようと海上組も気勢を上げました。

沖縄だより No.54

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