「奇跡の1週間」で投入阻止へ

2018年4月17日

 沖縄防衛局は4月9日、護岸N3の建設に着手した。辺野古崎南側のこの護岸が完成すれば、いよいよ土砂を投入し埋め立てを開始する予定だ。
 大浦湾側のK9護岸に奥港や塩川港からダンプ180台分の岩石を船で運び、陸側からも連日300台のダンプやミキサー車を投入して辺野古崎南側の護岸5つの工事を完成させた。
 この埋め立て海域には、希少サンゴが棲息しているにもかかわらず、ヒメサンゴ(純絶滅危惧種)などは移植せず、棲息現場での保護が可能だとする勝手な解釈をして埋め立てを強行するという。また、この計画は、当初は大浦湾側からするという計画に変更が見られることから、「知事の承認」が必要なのにもかかわらず、無視して工事を加速させている。
 このような状況を踏まえて、沖縄県民の新基地反対の活動は、「陸から搬入される工事車両をストップさせることに全力を投入しよう」、「現場で闘う姿こそが、さらに大きな闘いへと発展することの確信をもってゲート前の座り込みに集中しよう」と呼びかけています。
 4月7日の毎月第一土曜日集中行動日には、500人以上が結集して工事車両を一台も入れることなく闘いは成功しました。また、4月23~28日までは「ゲート前連続6日間500人結集」をよびかけています。この行動は、4月5日現在でよびかけ人931名が呼応して「奇跡の1週間」をつくろうと計画されています。若い人たち、家族連れ、初めて参加の方も大歓迎とのことです。様ざまな人たちが創意工夫を凝らし、辺野古新基地建設反対への闘いは広がりを見せています。
沖縄の近況
 ➀びっくり仰天のニュースが飛び込んできました。辺野古新基地建設がこのまま完成したとすると、航空機の安全な離発着のための滑走路周辺に設定される建造物の高さ制限(55m)を越えると判明したものが次々と出てきたのです。①辺野古弾薬庫 ②沖縄電力の送電線の鉄塔 ③国立沖縄高専高校 ④携帯電話基地局 ⑤久辺小中学校 ⑥久辺郵便局 ⑦沖縄北部雇用能力開発総合センター ⑧高台の民家などが滑走路から2286m内に位置しています。
 防衛局は送電塔や携帯基地局は移設のため国がその費用を全額負担するという。最も危険な弾薬庫はどうするのか。552人が暮らす沖縄高専の学生寮や久辺小中学校などはどうなるのか。日米地位協定により航空特例法で、米軍の活動は航空法の安全規制は除外されている。ここでも県民の命より、米軍の軍事運用が優先されている。今後大きな怒りの声が高まると思います。
 ➁一方大浦湾では、防衛局のボーリング調査で、軟らかい地盤(マヨネーズ並み)が深さ40m続いていることが報告書で明らかになっています。この海底に基礎となる捨て石を敷き、その上に長さ52m幅22m高さ24m、重さ7200トンの「ケーソン」を置くことになりますが、専門家は、「地盤改良」は設計変更の承認が必要になるとしています。知事はあらゆる手段で新基地建設を阻止すると公約しているので、承認はしないでしょう。また、大浦湾には活断層があることも指摘されており、今後の防衛局の出方に注目が集まります。
 このように、辺野古新基地建設は不可能です。にもかかわらず工事をすすめる政府を許すわけにはいきません。
 これ以上の自然破壊を許さず、辺野古新基地建設阻止のために機会を見つけて辺野古座り込みに参加して下さい。

沖縄だよりNo.51(PDF)

沖縄だよりの記事

スケジュール

読み込み中... 読み込み中...