「しゃへい」が出現!異様な裁判風景

2017年4月19日


山城議長たちの裁判勝利!即時釈放!政治弾圧を許さない大集会」が17日、那覇地裁前の城岳公園で行われ、250人を超える仲間たちが参加しました。
法廷の内も外も異常事態
 第3回公判日となったこの日、辺野古米軍キャンプ・シュワブで基地建設工事の現場監督だった防衛局職員が証人として出廷した。この証人が法廷で証言する際に、那覇地裁潮海二郎裁判長は、検事から「証人が圧迫を受ける」として、証人と傍聴人の間をカーテンのようなもので「しゃへい」するようにとの申立てを受け入れ、日本の裁判史上類例のない状況を作り出しました。
 この種の「しゃへい」は、性犯罪の裁判で被害者のプライバシーを守るためや、暴力団関係者の裁判で、威圧の恐れがある事案で実施されていますが、今回の裁判で使用されることは異様と言えます。
傍聴人には、県会議員、元国会議員や市長、新聞記者をはじめ山城さんらの無罪を願う沖縄県民らです。このような人びとが、証人に危害を与えることは決してないにもかかわらず、「しゃへい」を取り入れた裁判長に対して、抗議の「怒号」が法廷内に飛び交いました。
 法廷内で傍聴人をあたかも暴力団関係者のごとく取り扱って審議進行した地裁の外では、警察機動隊と裁判所職員総出で警備態勢がとられていました。恐怖すら感じる緊張感の中、歩道を歩く一般の通行人も足早に通り過ぎる有様です。傍聴席を抽選する地裁隣の公園内にも、機動隊等が物々しく警備態勢を取りきわめて異様な光景となっていました。法廷内では「証人の圧迫」が配慮されていましたが、一般の通行人や傍聴を求める県民こそ「恐ろしい」思いをしていることは間違いありません。
安倍内閣を打倒し戦争への道を止めよう
 集会では、山内徳信さん(元参議院議員・「政治的弾圧による不当逮捕者・勾留者を支援する会」が、山城さん、稲葉さんの無罪を勝ち取り、いまだに拘束され続けている添田さんの釈放を求めるアピールをし、共謀罪を先取りした一連の弾圧を決して許さないと語気を強めて発言しました。山城博治さんも登壇し、連合沖縄など集会開催に協力した労働団体や多くの市民団体に感謝を述べるとともに、辺野古新基地建設、共謀罪を廃案に追い込み、安倍政権を打倒して戦争への道を止めようと、いつものように熱のこもった決意を語りました。また山城議長とともに逮捕・起訴された稲葉さんも、保釈条件があり、山城さんとともにスクラムを組んで参加することはできないが、起訴された3人は裁判での完全勝利をの確信をもって闘っていくとの決意を述べました。平和フォーラムの勝島一博事務局長は、山城さんらの裁判支援と辺野古新基地建設阻止で、全国からの参加をよびかけていくとともに、共謀罪を廃案に追い込む闘いを強化していく決意を表明しました。
 次回第4回公判は、5月8日(月)です。全国から多くのみなさんの結集をお願いいたします。

沖縄だより NO.16(PDF)

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